言い訳じゃないけど、言い訳だけど、ブログを書く気にもならないほど忙しい稽古だった。こんなに忙しかったことは、近年記憶にない。

もちろんこれは、みっちり稽古をしたわけで、いい傾向でもある。

最近はなにかと分業が進んで、効率よく最後にがっちゃんこすることが多いが、今回はずっと演出家がいて、その場で制作陣が意思疎通をすることが少なくなかった。

理想的な稽古場だ。本場アメリカみたいに、とても長い稽古日数が確保されていれば。

基本的に日本のミュージカルではそんなに日数を取らないので、ギリギリまでクオリティを高めたために、こなれるのはまだこれからという側面もある。

制作サイドは頑張ってくれたので、ここからは役者の腕の見せ所か。


昨日、今日はオケ合わせで、台風の目に入ったかのような穏やかな二日間。

これが終わると、マイクが付いて衣装を着、舞台に上がって照明を浴びることになる。

初日は近い。