昨日、ロシアに墜ちた隕石の映像、皆さんはもう見ましたか??

もしまだの方いたら、ネットで『隕石』と検索すればすぐ引っかかるので、ぜひ見て貰いたい。それはそれは、とても衝撃的な映像なのだ。

隕石は市街地の上空を通り過ぎただけのようだが、それでも千人を超える負傷者が出たそうで、大惨事に至らなくて本当に良かったと思う。

しかし通り過ぎただけなのに、なんでそんなにたくさんの怪我人が出たのか?

最初は、猛スピードの隕石の衝撃波で、映画で戦闘機がビルの真横を通って窓ガラスが割れるような感じで、広範囲の建物のガラスが割れたのかと思ったのだが、ちょっと探してみると、その答えがバッチリ写っている動画もあった。

その動画では、隕石は既に通り過ぎた後で、空にできた飛行機雲の様な、隕石の残した煙の通り道を撮影している動画だったが、「すごかったねー(#゚ロ゚#)」的な雰囲気のすぐ直後、もう見えないくらい遠くに(実際には百キロ以上も離れた湖に)墜ちた隕石の衝撃波で、突然辺りの建物のガラスがいっぺんに割れ、車がビックリして一斉にピーピー言いだしていた(撮影者も吹っ飛んでいた)。

隕石は十トン程の大きさで、大気に触れて派手に燃えた後、空中で三つに分割したという。その一つが、遠く、遠くの湖に墜ち、その衝撃波でガラスも車も人間もぶっ飛んだと言うのだから、宇宙からの力というのは、人智をはるかに超える、ケタ違いのとんでもないエネルギーだ(#゚ロ゚#)

飛来中の映像もなかなか凄く、隕石が激しく燃えた瞬間には、画面がホワイトアウトするくらい眩しく光り、突然くっきりと浮かび上がった街の建物の影が、光源の移動によってずいっと、一日の影の動きを早回しで見た時のように移動する様は、完全にSFの映像を見ているかのようだった。

これを見ると、どんなに良くできた素晴らしいCGでも、人間の想像力の枠を出ないんだなーと思ってしまう。


これの大きいのが降ってきたんじゃ、恐竜もたまったもんじゃなかったろうなあ。