よこけんの切磋琢磨

このブログはミュージカル俳優、横沢健司の日常を 思いのままに綴った日記です。

2013年03月

近況報告

旅公演真っ只中。

今は盛岡へ向かう新幹線なう。

二泊三日の博多公演は、もう本当にバタバタで、頑張って一蘭は食べに行ったものの、いまにして思うと飛行機が無事に着いて良かったなという思いしかない。

毎回思うが、よくもまあ、あんな鉄のカタマリが空を飛ぶものだ。航空力学と昔の人は本当にエライ。


ふと気づくと、むぅともけの写真をこのところアップしていなかったので、何の脈絡もなく、たまにはイヌの写真を貼ってみる。
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最近、とみに仲が良い。一緒に寝てるのが可愛い。


あとそれから、今度の六月一日に『夫婦の時間』第二弾を企画中。

こぢんまりと、力の抜けたライブになればいいなと思っています(o゚∀゚o)



中千秋楽

ひとまず、千秋楽。

大概終わった後には「長かったような短かったような」と言うのだが、今回は本当に短かった。

それが、20日間というスケジュールのせいなのか、はたまた『ウェディングシンガー』という作品だからこそなのか。

まだ数回の旅公演と、大千秋楽となる青年館公演を残しているからいいようなものの、そうでなかったら、僕がウサギなら寂し死にしてしまうところだ。ウサギでなくて本当に良かった。


今日は朝から花粉が酷いなーと思っていた。が、どうも千秋楽という安心感からか、鼻風邪をひいたらしい。

もう比喩でも何でもなく、ハナが止まらない。「今年は酷いね」っていう花粉症が可愛く思えるほど、楽屋でも袖でもひたすらハナをかみっぱなしだった。もう一日待ってくれれば、家でぶっ倒れているだけですんだのに。

それでも、舞台上に居る時だけはピタリと止まるのだから不思議なものだ。


全体としては、客席の盛り上がりに支えられ、シアタークリエの千秋楽公演は無事幕を閉じた。

『ウェディングシンガー』は今回でファイナルということだが、話をする人みんなが、ぜひまた演って欲しい、と言ってくれる。

ミュージカルでこんなに良く出来たシチュエーションコメディは他になかなか無いし、五年目三回目にして作品のクオリティのあげ方も分かって来たところなので、是非『ウェディングシンガー リターンズ』として更なる再演に期待したいものである。


さて、本日はこまの出演するミュージカルコンサート『アイラブミュージカル』の本番だったので、楽屋をまっさらに片付けると、クリエを飛び出して新大久保のグローブ座に向かった。

こまが家で予習や復習をするので、ナンバーの何曲かは知っていたが、久しぶりだったり久しぶりじゃなかったりする皆が、生き生きと歌ったり踊ったりするのを観て、一観客として大いに楽しんでしまった。行くまではこまの父兄参観の気分だったんだけど。

コンサートを楽しみながら、さっきまで舞台に立っていたのも忘れ、自分もあそこに混ざりたいなと思っているのに気付いて、自分は本当に舞台が好きなんだなと思った(笑)

終演後はこまの荷物を受け取りに楽屋へ。

今回のコンサートはみんな衣装が自前だったので、荷物の量が半端ない。一人で持ち切れる量じゃないので、もちろん手伝って半分持って帰ろうと思っていたのだが、予想を超える量の荷物をこまに手渡された。

荷物は嵩張るし、こちらも千秋楽ということでバタバタしていたので、ご挨拶もそこそこに、打ち上げに行くこまを残して早々に退散する。

休日で電車が空いているのが救いだ。大きな荷物を抱え、ハナをすすりながら、えっちらおっちら家路を急いだ。


さて、新しくなった渋谷駅で軽く迷子になるも、何とか最寄り駅まで帰って来て、コンビニに立ち寄った。

僕はコンビニで買い食いをするのが密かな楽しみなのだが、最近ハマっているのが、ファミリーマートの揚げシュウマイ。あんまり脂っこくなくて、豚肉ビタミンB1が豊富だし、美味しい。

入店直後、チラリと一瞥して一つ残っているのを確認し、これを買おうと心に決める。

他に欲しいものがないか店内を一周し、戻って来くると、今まさに、僕の揚げシュウマイは手前のお兄さんに買われて行く所だった。

キャーーーーーーーーー(°□°;)

ガックリしながら、時々立ち止まってハナをかみながらどうにか家に辿り着くと、さすがに大きなため息がもれた。今日は色々と大変な一日だった……。

玄関を開け、だかだかと突進してくるワンコ達に癒してもらおうと家に入ると、あちこちでむぅともけのたくさんの粗相に出迎えられた。

なんて日だ(°□°;)(バイきんぐ風に)













過去との邂逅

三寒四温で寒さ暑さを繰り返して春になっていく。でも今日の東京は四月五月なみの暖かさだそうな。春を通り過ぎちゃってますよ。

急な暖かさに慌てて春物の上着を引っ張り出すと、左右両方のポッケに使い切れなかったポケットティシュが二個も三個も入っていた。

ああ、去年の僕も苦労してたんだな。


ところで今更なのだが、クリエの近所、東京宝塚劇場の隣、日比谷シャンテの向かいの土地が、かなり広いエリアに渡って工事中で塀に覆われている。

都会のど真ん中にポッカリと空いた空間はなんだか異質で、サンダーバードが飛び出しても不思議じゃないような気さえする(古い)。

無くなってみると、ここに何があったのか全く思い出せない。こうやってどんどん新しい街に慣れて行くのだろうが、昔を思い出せないままでは、それもなんだか寂しい。

グーグルアースなら、まだ昔の風景が見られるだろうか。





笑いの質

順調に公演中。

初日の熱に浮かされるようなハイテンションも、劇場に早く慣れようと気を張っていた時期も過ぎ去り、日々公演は続いている。

ただ最近、コメディの塩梅がちょっと分からなくなってきた。


元々コメディには、脚本や演出の時点で計算された笑いがてんこ盛りにされているが、それだけで抱腹絶倒の作品ができるはずもなく、実際に役者が舞台に立って、間や空気感でそれらを完成に導くものだ。

が、今回は劇場が小さめな事もあり、ミュージカルでは珍しい事に、ダイレクトに客席からのリアクションや笑いが感じられるために、それが予定通りの計算された部分なのか、計算を役者が上手に昇華した舞台ならではの生の部分なのか、それとも単にアクシデントによるイレギュラーな笑いなのか、舞台上にいるととても判断がつきずらい。

コメディの面白くもあり、難しいところでもある。

できる事なら、一旦稽古場に持ち帰って整理整頓してみたいと思う。でもそんなわけにもいかないので、(笑いを)欲しがり過ぎずに、自分にできる事を丁寧に積み重ねていくしかない。


こんな風に悩むのも『ウェディングシンガー』ならではだが、そんな楽しいコメディも最後の週に入った。

一回一回を、客席の方々と一緒に楽しんで行きたいと思う。




今日が週末

一月に暖かい日があったり、三月に寒い日があったりと、もう十年も経ったら四季がなくなってしまうんじゃないかと不安になるこの頃だが、三寒四温はキッチリあるらしい。ヒートテックを着込むかどうか、毎朝悩む。

今日の東京の最高気温は十八度、最低気温は四度。行きはいいが、帰りはいつも十二時近いので最低気温の頃だろう、何を着たら良いのやら。

みなさんも体調の管理には気をつけて。


僕が昔好きだと言ったのを覚えていて下さって、たくさんの水や、チョコレートのGODIVAを頂いております。本当にありがとうございます+゚。*(*´∀`*)*。゚+

あと、こんなものも頂きました。犬付きファブリーズ。
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黒いむぅたん、可愛い(o゚∀゚o)

舞台上で「ロックだぜ!」とか言ってるのに、引っ込んでくると一発で和んでしまうのです+゚。*(*´∀`*)*。゚+



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