よこけんの切磋琢磨

このブログはミュージカル俳優、横沢健司の日常を 思いのままに綴った日記です。

2013年02月

場当たり

初日目前。舞台稽古真っ盛り。

クリエはあまり大きい劇場ではないので、袖の中はセットでぎゅうぎゅう。そう言えば二年前もこんな感じだったな。

今回は仕込みの時間が短いのと、袖中は暗いし狭いし、あとスタッフさんの人数も劇場の大きさに比例して少数精鋭なので、とにかく大変そう。役者も、実は舞台稽古が一番大変だったりするけど、スタッフさんの方が輪を掛けて大変そうだ。役者が帰った後も、夜中まで働いてたりする。いつもありがとうございます。

昨日は一幕、今日は二幕の場当たりを一日かけてし、明後日の初日の前に一回ゲネプロをする。ここから最初の一回公演までは劇場に住んでるような状況だ。シャワーもあるし、本当に住んでしまいたい。とすると、イヌに会えないのがネックだなあ。楽屋にイヌを放し飼いにしておくのはどうだろうか。


舞台稽古になると、時々お弁当を出してくれる。とてもありがたいが「ご飯の後、三十分で激しいダンスのシーン」とかいう状況がよくあるので、あまり満腹にもなっていられない。となると、手を付けなかったお弁当を持って帰るのだが、混んだ電車でお弁当を綺麗に持って帰るのは至難の技だ。

家に着いてみると、開けてもないお弁当が半分に減っていた。
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妖精に食べられた⁉







バンド合わせ

オケ合わせ(と言うかバンド合わせ)の日になると、毎回音楽の力を思い知らされる。

今回の作品はロックなので、キーボードが二台で大活躍して色んな音を出す他には、ギター二本とベースとドラムスの、まさにバンドという四人編成。なのに、凄い迫力で度肝を抜かれた。

クラシック好きな人は、木管や金管が直に鳴り、アコースティックな音がホールに響き渡るのが醍醐味だと言うのだろうが、僕は電気的に増幅された音の方が好きみたい。

ベースが身体の芯に響くようにズンズン鳴り、エレキギターの和音が頭の上でギャリギャリ鳴るのが、堪らなくシビれる。

中学生、高校生の頃に一生懸命聞いてたのはBOOWYやB’zがせいぜいで、バリバリのロック世代というわけでもないのに、なんでか。

高校時代、軽音部に憧れたのを思い出した。選べるなら、今からでもベーシストを目指して弟子入りしたいくらいだ!まあ、その前に始めたばかりのピアノを練習しなきゃだけど。


事あるごとに、この作品はよく出来てるなーと口にしているが、こうしてみると、楽曲の力もかなりのウエイトを占めているんだなと気付かされた。

大好きなストーリーを、大好きな音楽で、大好きな振り付けで表現する、演る方にとっても、なんてゼイタクな作品なのか!

明日はそのバンドで通し稽古。

テンション上がりすぎないようにしなくっちゃ(o゚∀゚o)




シロとクロ

たまには、可愛いむぅともけの写真+゚。*(*´∀`*)*。゚+
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むぅは自分を人間だと思ってるフシがあって、元々うちの二匹はそんなに仲良くない。

だけど、最近はなんだか仲がいい気がする。気付くと一緒に寝てたりする。たまーに、黒と白で陰陽の丸いのみたいになってたりする。
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稽古の方は通し稽古に入っている。

後は舞台稽古まで通して通して通しまくる。

そう考えると、あと一週間ほどで初日なのか……。

隕石の映像を見た!

昨日、ロシアに墜ちた隕石の映像、皆さんはもう見ましたか??

もしまだの方いたら、ネットで『隕石』と検索すればすぐ引っかかるので、ぜひ見て貰いたい。それはそれは、とても衝撃的な映像なのだ。

隕石は市街地の上空を通り過ぎただけのようだが、それでも千人を超える負傷者が出たそうで、大惨事に至らなくて本当に良かったと思う。

しかし通り過ぎただけなのに、なんでそんなにたくさんの怪我人が出たのか?

最初は、猛スピードの隕石の衝撃波で、映画で戦闘機がビルの真横を通って窓ガラスが割れるような感じで、広範囲の建物のガラスが割れたのかと思ったのだが、ちょっと探してみると、その答えがバッチリ写っている動画もあった。

その動画では、隕石は既に通り過ぎた後で、空にできた飛行機雲の様な、隕石の残した煙の通り道を撮影している動画だったが、「すごかったねー(#゚ロ゚#)」的な雰囲気のすぐ直後、もう見えないくらい遠くに(実際には百キロ以上も離れた湖に)墜ちた隕石の衝撃波で、突然辺りの建物のガラスがいっぺんに割れ、車がビックリして一斉にピーピー言いだしていた(撮影者も吹っ飛んでいた)。

隕石は十トン程の大きさで、大気に触れて派手に燃えた後、空中で三つに分割したという。その一つが、遠く、遠くの湖に墜ち、その衝撃波でガラスも車も人間もぶっ飛んだと言うのだから、宇宙からの力というのは、人智をはるかに超える、ケタ違いのとんでもないエネルギーだ(#゚ロ゚#)

飛来中の映像もなかなか凄く、隕石が激しく燃えた瞬間には、画面がホワイトアウトするくらい眩しく光り、突然くっきりと浮かび上がった街の建物の影が、光源の移動によってずいっと、一日の影の動きを早回しで見た時のように移動する様は、完全にSFの映像を見ているかのようだった。

これを見ると、どんなに良くできた素晴らしいCGでも、人間の想像力の枠を出ないんだなーと思ってしまう。


これの大きいのが降ってきたんじゃ、恐竜もたまったもんじゃなかったろうなあ。






順調に稽古は進んでいる

昨日一日かけて、全ダンスナンバーをブラッシュアップする「振り固め」をした。

シーンの稽古に入ってから、一日がっつり踊るのは久し振りで、一日明けた今日は朝から身体が痛い。

昔はクールダウンの必要性をそんなに感じなかったのだが、今になって、その重要さを痛感している。

翌日の筋肉痛、とかいう話ではなく、一生懸命踊ると、既にその日のうちに身体が痛いのだ。特に冬場は、一回温まった身体が踊り終わると急激に冷えるせいもあり、帰るためのウォーミングアップが必要なのだ。

今日の始めも、今日の稽古のためのウォーミングアップより、昨日の疲れの残りのためのクールダウンをしてから、今日の稽古のためのウォーミングアップをしなきゃいけないかもしれない。よくわからなくなって来た。

そう言えば、「歳をとると筋肉痛が来るのが遅くなる」というのは迷信だそうな。

歳は関係なく、強い運動をした時には翌日すぐに来て、弱い運動の時は二、三日後に来るということらしい。

筋肉痛や怪我の治りは、確実に遅くなった気はするが。





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