よこけんの切磋琢磨

このブログはミュージカル俳優、横沢健司の日常を 思いのままに綴った日記です。

2012年06月

前夜

もう、明日は東京公演の千秋楽。

うわあ、ビックリ

思い返せば色々あったけど、2ヶ月が経ったのだと思うとあっという間だった気がする。

『エリザベート』はまだまだ続くけど、ここで一区切り。


ブログ用にと、ストックしたネタがたくさんあったのに、書かないうちに帝劇公演は終わってしまった。

博多に行ってから書くとしよう…。

アメコミ

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八景島で見付けた、『シーパラダイス限定リラックマ』。

白イルカが立派で可愛い


携帯にじゃらじゃらとリラックマを付けていると、電車なんかで子供がよく釣れるが、最近外人さんも釣れることが分かってきた。

海外にはゆるキャラっていないのか。

リラックマもアメリカに渡ったら、アメコミみたいな絵柄になってしまうのか…?

好物

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相変わらず好きです、リラックマ

化粧前もリラックマ。

マグカップもリラックマ。

お弁当箱もリラックマ。

満足

喜劇

昨日の観劇の感想。

何の前情報も無しに観に行ったのだが、チラシを熟読してネットでチェーホフを調べた範囲の予想では、カチカチの古典作品を三谷幸喜流にアレンジした(『十二人の怒れる男達』から『十二人の優しい日本人』を作ったみたいな)作品かと思っていた。

しかし観終わってみると、あれは紛れも無くチェーホフの『桜の園』だった。

パンフレットによると、『桜の園』という作品は、チェーホフの期待に反して、初演から現在に至るまで、悲劇あるいはシリアスなドラマとして上演されるのが常だという。

チェーホフ本人はこの作品を喜劇だと言っているし、悲劇として完成させ評価を得た演出家スタニスラフスキーにも苦言を呈してもいたそうだ。

ならば喜劇『桜の園』を上演するのは、喜劇演出家の自分の仕事だと、この作品に取り組んだのだという。

なるほど、笑うためのファルス(笑劇)ではないが、確かにこれは紛れも無い喜劇なのだろう。

堅苦しいイメージの古典作品を、決して軽くするわけではなく、しかし三谷幸喜風に時々まぜっ返しながら、観やすく親しみのある作品に仕上げているところは、喜劇作家としてではなく、喜劇演出家としても確かな腕前のある証明だろう。


しかし、今回のキャスティングは自分でしたそうだが、出演者の芸風のバラバラ加減が観ていて気になった。

まず作品が自分の世界ではなく、演者のイメージする世界もバラバラで、世界観が統一されていない印象を受けた。

芸人さんが2人入っていたために、『喜劇』に対する捕らえ方も様々だったように思える。

普段三谷作品を見慣れてる人にとっつきやすいようにという配慮か、まぜっ返すのが過剰だった気もする。

まあ、観終わってみればそう思うだけで、観ている最中はどうしても笑わせてくれるのを期待していたかもしれない。

昔馴染みやベテランさんの演技は、やっぱり素晴らしい。

挑戦的な内容だけに、そういうキャスティングがもっと多くても良かったのではないかと思った。


総じて、三谷作品が好きだというのは別にしても、今回観ることができてとても良かったと思う。

パンフレットに三谷幸喜が書いていた事だが、チャプリンは『人生はクローズアップでは悲劇だが、ロングショットでは喜劇になる』と言ったそうだ。

まさにそういう作品だった。

ご飯

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渋谷ヒカリエなう。

せっかくだから何か食べて行こうと初ヒカリエ。

もう10時だけどお店開いてるかな~と言いながらレストランフロアに上がったら、人がワンサカ、どのお店にも行列が出来ていた。

朝4時までやってるんだって、マジですか(°□°;)

『大学の学食みたいな騒がしさ』とはこまの弁。

すっかり萎えたので真っ直ぐ帰る。


帰り際、上の劇場のこけら落とし公演のウエストサイドの映像が流されていた。

これ観たいな~

いつかこの劇場で仕事をする日がくるだろうか…。
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