よこけんの切磋琢磨

このブログはミュージカル俳優、横沢健司の日常を 思いのままに綴った日記です。

2012年02月

初日

初日が開けた。

今回は舞台稽古が1日しかなかったので、やりながら気付く点がたくさんある。

周りを気にかけながら楽に歌えるのも、コンサートの良いところだと思うので、楽しみながら完成度の高いものを目指していきたい。


と、言ってはみたものの、いつもの舞台(お芝居)よりも緊張してテンパったりしているのだけれども…。

オペラ座の怪人

『オペラ座の怪人』、ロンドンの記念公演版の映画を観てきた。

ポスターを見掛けた時から観たいと思っていたのだが、限られた映画館でしか上映されず、期間も短かったために、地元では見逃していた。

見に行った知人の話を聞いても、とても素晴らしかったと言うので、映画で遠出するのは面倒臭かったが、やっぱり劇場で観たいと、イクスピアリ(ディズニーランドの隣)まで足を伸ばした。


やー、これは映画館で観られて本当に良かった

四季の頃自分も出演してたし、全曲に渡って良く知っているが、まず最初の曲でブワッと肌が粟立った。

映画館も普段見ないくらいの混み方で、周りの人達とも音楽の迫力を共有したと感じたが、何よりも、映画に客席を映すアングルがあって、世界最高峰の舞台を自分も一緒に体験しているんだと思えた。

歌も芝居も踊りも、クオリティが素晴らしく高く、自分のミュージカルに対する根源を思い起こされるような体験だった。


それだけに、どうしても許せないマイナスポイントが一つある。

字幕が、劇団四季の歌詞そのものなのだ。

ミュージカルを見慣れた方なら良くご存知のように、翻訳された歌詞というのは原語に比べて内容が著しく減っている。

データをとったわけではないが、半分も言えてないのではないだろうかと思う。

これは、一つの音に一単語のる言葉を、一つの音にひらがな1コしかのらない言葉に置き換えているのだから、どうしても致し方ない。

四季の歌詞が悪いとかではなく、元々翻訳された歌詞自体がそういう苦労の元に作られたものなのだ。

それをわざわざ原語で歌っている人に字幕であてるというセンスの悪さ。

なんなら時々、意味が違っていたりして、むしろ邪魔に思うほどで、それが本当に腹立たしかった。

あんな素晴らしい映画にケチを付けた、この決定を下した人物は出てきて責任取ってほしい。

本当に


多分DVDが出たら買うけど、そしたらやっと字幕を消して観られる。

だけど英語はあんまり分からないから、やっぱり字幕が欲しい。

英語を勉強しろということか

困惑

年齢のせいか、日々自分や世の中の現状について思うところある。

他愛もないことを書き散らすのが目的のこのブログだが、今はそういった取り留めもない愚痴や忿懣ばかり書いてしまいそうで、なかなか筆が進まない。

自分の根は、エンタテイナーだと信じているが…。

鈍る

ジリジリと稽古は進行中。

踊らないで、テーブルについて歌だけ歌っていると、自分がミュージカル俳優だって忘れそうになる。

ちょいちょいジムには通っているが、踊りで使う筋肉はまた別物らしい。

身体が、なまるなまる

そして、まるくなるまるくなる

コンサートでも、トートダンサーくらい振りつけてもらうか…

サラリーマン

いつも仕事中はコンタクトレンズだが、今回は歌うだけで踊りがないので、眼鏡で稽古場に出勤。

あんまり掛けなれないので、長いことしてると頭が痛くなって来る。

だけど、眼鏡で頭を七三にしてると、サラリーマンになったパラレルワールドを見てるようで、ちょっと楽しい。


昔はそれほどでもなかったのが、最近はサラリーマン風にしてると父親に似ていて、歳をとったのかなと思う。

まあ、もう結構ないい歳ですからね…(-.-;)
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