寒くて雨が降るなか、今日も稽古場に向かう。

ここの稽古場は駅から距離があるので、寒さがホントに辛い

たとえ花粉が舞っていようと、ポカポカ陽気の方がいい…。


そんな稽古場も、今日が最終日。

毎回思うが、そろそろ追い込みかなと思っていると、あっという間に終わってしまう。

どこまで完成度を上げられただろうか。

後は、劇場に行ってみてのお楽しみだ

ギターは中学生くらいでかじって、すぐに部屋のインテリアになった口だが、やっぱりエレキの音は燃える

ずんずん響くベースの音も良い

初演の時は、この音を聞くだけでテンションが上がったものだなーと懐かしく思い出した。

今回は６人のバンド編成ということで、ホルンやらトロンボーンやらのブラスセクションがいないのは寂しいが、前回と比べても迫力はまったく見劣りしていない

勢いがあってエネルギッシュな演奏は、この作品に欠かせない要素の一つだ。

『ウエディング・シンガー』は、脚本だけでなく音楽もよく出来ているから名作なんだなと思った


もはや稽古場での稽古は数回を残すだけだが、他の要素に負けないよう、自分達も頑張らなきゃいかんなと思った

いつもミュージカルの稽古は、稽古ピアノ１本でやるのだが、今回は特別にドラムスが稽古初期からずっと入ってくれていた。

昨日は別の場所でバンド稽古だったために、そのドラムスがいなかったのだが、いなくなって初めて分かる有り難さ、ナンバーのノリが天と地ほども違った。

特にこのミュージカルはノリのいい曲が多いから、リズムセクションって相当大事なんだろうな…


今日は、バンドメンバー全員と合流しての初バンド合わせ。

いったいどんな事になるのか、とても楽しみだ

ついこの間雪が降ったのに、今日の最高気温は２０度だって。

意味が分からん

夜は寒いかもしれないから何着ていいか分からないし、花粉は毎年「去年の～倍」とか言って物凄い勢いで増えていくし、大自然に翻弄されると、人間には為す術が無い

２１世紀の科学でなんとかならないものか。


とりあえず今日のところは、今現在の最高の科学を駆使して対処するしかない。

鞄にマフラーを突っ込んで、マスクをして出掛けることにした。

「まだ２週間もある」とか思ってたのがつい最近だが、もうあと数回の通し稽古しかないという。

そういや２月は短いんだっけ…。

作品の完成度は高まりつつあるが、劇場対策（特に衣装関係）はまだまだこれからで、予断を許さない。

でも、前回より素敵な再演になりそうな予感がする


明日はバンドさんが入っての通し稽古だ。

初日が近付くにつれ、衣装が付き装置が増え、どんどん緊張が高まっていく。

とっても楽しみ